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10 May, 2022

KYOTOGRAPHIE2022が5月8日に閉幕しました

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4月8日に開幕したKG+、そして9日に始まったKYOTOGRAPHIE 2022も、5月8日に盛会のうちに閉幕しました。

それに先立つ7日夜にクロージングパーティーが開催され、併せてKG+selectの表彰式も行われました。

各賞は右記の通りですが、私もシグマ賞をいただくことができました。シグマの山木社長はじめ審査委員の皆様、主催者であるレイボーズさん、仲西さん、KG+selectディレクターのフィリップさん、スタッフの皆様、そして応援してくださった大勢の皆様に心より御礼申し上げます。

副賞には、以前から欲しかったシグマのfpセットがいただけるとのことで喜びも倍に。

この度は、2つの展示を短期間で設営・撤収するという過酷な体験ではありましたが、それもまた今後に向けての自信となりました。

​ファットフォトマガジンに掲載されました

30 August 2016

4th Mt. ROKKO International Photography Festival

 

今年も六甲山国際写真祭のポートフォリオレビューにレビューイとして参加してきた。世界水準がどのようなものであるか、これほど切実に理解できる場はそうそうないと思う。同時に、参加した人たちがレビュアー、レビューイ、スタッフ、そして写真祭ディレクターも含めて写真を巡るコミュニティーを形成していくのも醍醐味の一つ。ハードなスケジュールだが、世界の一流写真家が間近で制作手法についてセッションしてくれる(しかも無料で!)のも嬉しい。そこで得られるのは、制作のヒントだけではなく、親密な人間的なつながりでもある。

 

さて、4日間を通して思うことは多々あるのだが、まずは簡単に備忘的まとめをしておこうと思う。

(1) レビューイについて。

 宿泊先でレビューイ同士で軽く飲みながら写真にまつわる話をしたナイトセッションが本当に面白かった。互いに情報を共有する。成果についても検討し合う。などなど。

 そのなかで今回、誰が見ても世界水準に達していると判断できたのは海外参加組を含めて、およそ参加者の1-2割くらいではないだろうか。その方たちは出版、展示、海外雑誌やウェブマガジンでの掲載などが次々決まっていった。だが、それは彼ら彼女らにとってゴールではなくステップの1つにすぎない。その先は、さらにタフなチャレンジが続いていくのに違いない。

 

(2) 作品の質について

 さらに、プロジェクトとしては改善の余地があるとレビューで言われたようだが、作品のレベルが高い作家は相当多かったと思う。何よりも撮影技術がしっかりしていて、アイディアも豊かだ。欠けているのは一般的に言えば、「それをなぜあなたは作らざるをえないのか?」という説得力の有無だったように思う。

 これはストーリーの組み立て、編集、イメージ、プレゼン力など総合的に練り上げなくては持てないものだろう。その前に、なぜ私は写真で制作するのか、その問いを自分に深く突き詰める必要がある、それが本当のスタートラインだ、とほとんどのレビュアーは言うだろう。もちろん、その問いは常に私自身にも向けられている。

 

(3) 語学力について

 これはどのポートフォリオレビューやフォトフェスに参加しても痛感する。日本で行われていても、海外から招待された作家やキュレーター、フォトフェスディレクターも多く、ちょっとした日常会話ができるだけでもグンとコミニュケーションできるわけで、さらに作品について話せたらもっと様々なヒントやアドバイスをもらえるかもしれない。

 

 毎年、3についてはやらなきゃ!と思うのに続かないのはどうしてなんだろう。今年こそ継続したい。

 

 最後に。

 六甲山国際写真祭ディレクターの杉山氏は、レビューイ選考基準にもう一つの要素を加えているという。それは、「(日本にはない教育と支援を中核とした写真家育成プラットフォームの)プロジェクト自体を動かせる人をリクルーティングする観点もある」。

 

 これは体験するとよくわかるのだが、非常に重要で、日本のアート系大学でもアーティストを現実に世界に通用する作家に育てるメソッドはあまりないという。六甲山国際写真祭が目指しているのも、ここだろう。例えばアメリカならセンター(レビューサンタフェ)がその代表なのだが、このセンターのように、教育プログラムをもち、ワークショップを実施し、レビューを通じて世界に送り出すまで一貫しているプラットフォームを、ここ日本で構築できたら強力な支援機構になるのは間違いない。そのための人材を求めているという。写真家でありながら、組織を運営していける優秀な人材はいるに違いない。現に写真祭は、過去のレビューイたちが手弁当で運営スタッフとして頑張っておられ、頭の下がる思いがした。

 ならば、キュレーションをはじめ、多様な教育プログラムも必要になり、さらに人材および資金を求めていくことになるだろうと素人ながらに思う。ここに共鳴できるかどうか、それもまた応募する際の一つの基準になるのではないだろうか。

2016 Jun. 30

I published a collection of photographs of Tama River.

【お知らせです】

I published  a collection of photographs of NAOMI IIDAI .You can see it without kindle leader after the purchase at mobile terminals such as PC others iPad or iPhone in kindle store of amazon.Please search for NAOMI IIDA in your national amazon

 

これまで撮りためてきた多摩川を電子写真集にまとめました。1月30日発売になりましたので、ぜひぜひよろしくお願いします!

これは、横木安良夫さん主催のCRP(Cross Road Project)からKindle電子出版で写真集を出版するプロジェクトになります。

タイトルは「JAPAN TOKYO 2014-2015 TamamRiver」 

リンク先にテキストも記載されていますのでご覧になってご購入いただき、ご感想をお聞かせいただけたら幸いです。

Kindleの電子本はKindle端末だけでなくアプリをダウンロードしてPC、スマホ、タブレットでもご覧になれます。1冊250円で、一度購入するとどの端末からでも、また、いつでも何度でも見ることができるので、再生メディアを選びません。モバイルユーザーにも便利です。

 

http://www.amazon.co.jp/JAPAN-TOKYO-2014-2015-Tama-River-ebook/dp/B01B88TUKS/ref=sr_1_2?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1454094114&sr=1-2&keywords=crp+photo+camp

 

どうぞ、よろしくお願いいたします!

飯田夏生実

2015 Dec. 24

season greeting and recent report #1

Add News Story here

2015.05.07

飯田夏生実写真展『LITTLE WHISPER』開催中です

第8回楽フォト企画にて、飯田夏生実写真展『LITTLE WISPER』を5月7日から6月3日まで、東京・麻布十番のチャーリーズbarにて開催します。

 

『LITTLE WHISPER』
ふと口ずさんでいる歌のように、何度も脳裏に甦ってくる一瞬がある。その光景は私を深く揺り動かして感情の記憶となり、日々重ね織られていく。人生の地図に人知れず打たれた標識のように。その小さな標識には、私だけが知っている暗い夜や抑えきれない愛が結晶している。そして目をやるたびに「何があろうとも世界は美しいよ」と小さな声で囁きかけてくるのだ。

Like a song that you suddenly realize you are humming, there is a moment that keeps resurfacing in my mind, time and time again. The scene moves my heart deeply, and has become a memory of emotion that is hard to forget, day by day building up and taking shape. As though a secret sign was marked on the map of life.

A small and square sign, without a story to be told. However, it is nothing more then pretense, because within the little mark, a dark night, and an uncontainable love that only I know are crystallizing. At the same time, individual memories are removed and lose their tangibility, and when I try to focus on them, they whisper to me, "whatever may be, the world is beautiful."

20150412

RAIEC SATELLITE TOKYO 2014展終了しました

昨年夏に六甲山国際写真祭のポートフォリオレビューに参加した時は、過密なスケジュールが組まれており、YMCAの二段ベッドに倒れこむように寝る、そんな濃密な写真合宿でした。だからこそ、レビュアーの方々、ボランティアで参加されていた1期生、そしてレビューを受ける2期生ともフレンドリーな仲間意識が芽生えたのだと思います。
とはいえ、レビュー会場の控え室で情報を交換しながら数人の方と互いの作品を見せ合う程度で、参加者全員の作品を拝見することはもちろんできず、お話すらできなかった方も多かったのです。

今回のRAIEC SATELLITE TOKYO 2014展で、やっと作品と作家が一致した方もいらしたくらい。それが、在廊時間や設営撤収、合間の飲み会などでじっくりみなさんと過ごすことで、その人となりを知り、改めてなんと素敵な方達ばかりかと感じ入りました。そして、一つの体験を共有し、同じように総合ディレクターの杉山さんの志に賛同して自ら動き、自ら助け合う素晴らしく気持ちの良い10日間となりました。
言い換えれば、この展示に参加することでやっと2期生はその体験をある意味で完結できたのかもしれません。そんな感慨をいま噛み締めています。

それも、おいでくださった方々がいらしてこそ。ひと時でもあなたとこの時間を共有できてよかった! 本当にありがとうございました。

2015/04/94-12

RAIEC SATELLITE TOKYO 2014 展

「六甲国際写真祭ポートフォリオレビューに参加者した 28人の写真家によるグループ・エキシビジョン」に参加します。

写真と作家には作品を作り発表する事を通して社会と接する為のある種の「窓」が必要です。しかしながら現状ではその「窓」が社会に通じておらず、閉じた「窓」を巡ってぐるぐる回っている事が多いと思われます。 六甲山国際写真祭は写真の祝祭を通して「窓」を通り抜けて社会に繋がる人を作り、その人たちが集まってコミュニティーをつくり、どのような「窓」を開けば作家や社会がともに豊かになるのかを考えていけるきっかけを作りたいと考えています。
今回の展示は2013年より神戸市六甲山系及び神戸市内で開催されている国際写真祭である、六甲国際写真祭 (Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVAL) のポートフォリオレビュー2014に参加し世界に向けて新たな「窓」を開く28人の作家によるグループ展になります。4月4日から12日まで(神田・アート千代田)詳細はこちらのリンクをごらんください。http://rokkophotofestival.com/blog/?p=11792

御苗場が昨日で終わりました。土日は1日の来場者1万人(これはCP+)で混雑していました.自分なりの総括をします。

 

(1)展示

今回はB0サイズの1枚をクリップ留めしての展示でした。1枚勝負、です。

私としては、どうしてもこのサイズで見て欲しかったため、御苗場の展示制限ギリギリな大きさでしたが、余白の取り方もまあ良かったように思います。あとは、平面性の維持でしょうか。結果としては、いただいたご感想には肯定的なご意見が多くて安心しました。

 

(2)場所

ロケーションが味方してくれました。入り口近くの通路の窓側で、日中は自然光が入り、広々としていて大きなサイズでも楽に見ることができましたから。夕方は1灯ですが、照明もあり、助かりました。

 

(3)ブック

ブックは力を入れて作成。ぜひ見て欲しいと念入りに「念」を込めました。いくつかの反省点はありますが、見てくださった方も多く、作者としては本望でした。実は、金曜日の夕方に会場に着いた時には、なんと私が尊敬して大好きな作家の方が、熱心にブックを見ていてくださって、胸が熱くなりました。もうそれだけでも出展した甲斐があった、とさえ。

コメント帳にもブックについての記載も多く感激しました。立ったまま開くことができないくらい重くて大きいのに、熱心に見ていただきまして、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

(4)コメント帳

いま、やっとコメント帳を読ませていただいています。お時間を割いて、コメントを書き込んでくださった皆様へ、心からの感謝を。なん度も読み返して、考え込んだり、心震えたり。自分が提示したものをどのように見てくださったのか、ズレがどの程度生じるのか、最も勉強になりますね。厳しいご意見も本当に糧になります。

 

(5)ホール

他の出展者の方々の展示ももちろん全て拝見しました。狭い通路も、話をするにはよい、というご意見もありましたが、それにしても作品を見るにはどうだろうか、なども感じました。が、力のある作品を前にすると、そんなことも吹き飛びますね。ものすごく好きな作品をがいくつかありました。際立って印象に残った作品が20点弱。とてもベストを決められません。レビュアーの方はやっぱりすごいなあといつも思うのです。

 

(6)在廊

本来なら朝から晩まで連日、会場に詰めてこそ、御苗場の醍醐味。作品とそのブックをじっくり見る。作家の方とお話しする。見にきてくださった方とじっくりお話しする。これに勝る楽しさはないわけです。なのに、仕事や用事のために、金曜の夕方と土曜日の午後しか会場にいられなかったのは残念でした。

とはいえ、本当に大勢の友人たちと会えて、お話しできて、何よりも嬉しかった! 見にいらしてくださった方もしばらくお話しすれば、もうお友達になれますから。本当に感謝。

 

(7)ノミネート

最終日、搬出に向かう途中で、友人たちからおめでとうのメッセージが届き、ざわざわと心揺れました。なんとレビュアーのお一人池田修氏(BankART1929・PHスタジオ代表)セレクトにノミネートしていただきました。本賞は逃してしまいましたが、本当にありがたいことです。心より御礼申し上げます。

 

CHAOS2は、昨年のBWC展でテラウチマサト先生に認めていただき、その後、KAWABA NEW NATURE PHOTO AWARDのファイナリストに選んでいただいものを、さらに発展させた作品でした。御苗場という場所でみていただくにはふさわしいものではないかもしれないけれど、それでも自分なりの展開を提示したい、と考えていたので、評価してくださったことが心にしみました。「おい、それでいいじゃないか、頑張ってやってみろよ。」そんなふうに応援していただいたような気持ちです。なんと心強いことでしょうか。これからの課題はすでに見えているので、さらにひたむきに愚直にやっていくしかありませんね。

 

最後に、おいでくださった全ての方、出展者の皆様、スタッフの皆様にも心からの感謝を捧げます。

 

2015.1.1

A HAPPY NEW YEAR!

新年のご挨拶

昨年一年、大変お世話になりました。

お会いした全ての方に幸福な新年が訪れますように、心からお祈りいたします。

今年もどうぞ宜しくお願いします。

 

2014年後半のご報告

8月29−30日 六甲山国際写真祭 ポートフォリオレビュー参加(事前審査による選抜)

実り豊かな出会いに恵まれた写真漬けの2日間で、趣向を凝らした親密な雰囲気の中、私にとって得難い経験となりました。

 

10月2−9日 2人展(八丁堀・ブライトフォトサロン)

東京の河川敷を主として撮影したシリーズ「CAOS」から大判プリント5点、小品3点展示し、大変好評で大勢の方に見ていただきました。初めての2人展でしたが、落ち着いて見ていただける環境となり、また一つ貴重なステップになりました。おいでくださったからには改めて御礼申し上げます。

 

10月5日 IMA主催ポートフォリオレビュー参加(事前審査による選抜)

 

10月26日−11月16日 KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARDにおける野外展示にファイナリストとして参加

「CAOS」シリーズが同賞の候補として選抜され、群馬県の川場田園プラザにおいて大判のターポリン展示をしていただきました。コンペにおけるプレゼンでは惜しくも入賞を果たせませんでしたが、美しい展示に感動しました。

 

11月21−27日 MAZELL-BE2グループ展参加

写真家集団carrier主催のグループ展。モノクロのストリートスナップを出展。

 

12月13−21日 RPSプロジェクトの発展ワークショップ参加。

一年の締めくくりにジャスティン・マクソン氏を講師に迎えたWSに参加し、新規プロジェクトの企画を着手しました。今年は新プロジェクトを始めたいと思っています。

 

Thank you very much for your help last year.

I wish all whom I have met a happy new year from the bottom of my heart.

I would really appreciate your continued support this year.

 

Report of the latter half of 2014

August 29 to 30, Mt. ROKKO INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY FESTIVAL, participation in Portfolio Review (selection by advance screening)

I was blessed with beneficial encounters in these 2 days, so it was a golden opportunity for me in an elaborate, intimate atmosphere.

 

October 2 to 9, a Joint Exhibition (Bright Photo Salon in Hatchobori)

I exhibited 5 pieces of large size prints and 3 small pieces from “CAOS”, which were photographs mainly of riverbeds in Tokyo. I received very good comments for these pieces and had many people appreciate them. It was a joint exhibition from the beginning, but it was a calm environment where the visitor could appreciate our pieces without rushing. Also, it was a valuable step. To those who came, thank you very much again.

 

October 5, participated in Portfolio Review hosted by IMA (selection by advance screening)

 

October 26 to November 16, participated in the outdoor exhibition at KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD as a finalist

My “CAOS” series was selected as an entry for the award, and I exhibited it on a large tarpaulin at Kawaba Denen Plaza in Gunma Prefecture. Unfortunately, I did not win a prize, but I was moved by the beautiful exhibition.

 

November 21 to 27, MAZELL-BE2, participated in the group exhibition

It was a group exhibition hosted by carrier, a photographers group. I exhibited monochrome street snaps.

 

December 13 to 21, participated in RPS project workshop.

I participated in the workshop with Justin Maxon as a lecturer at the conclusion of last year. I have started planning a new project. I would like to start this new project this year.

 

I would appreciate your continued guidance as well as encouragement.

2014.11.16

KAWABA NEW NATURE PHOTO AWARD FINALIST選出

栃木県川場町で開催されたKAWABA NEW NATURE PHOTO AWARDのファイナリストに選出されました。選出作品は道の駅川場田園プラザにて大型ターポリンにて展示されます。アワードは後藤繁雄先生、写真家の石川直樹さん、上田義彦さん、飯田裕子さん各氏により決定されますが、ファイナリストが一堂に介してそれぞれがプレゼンするという、大変に有意義なものでした。残念ながら受賞は逃しましたが、得難い経験をさせていただきました。

さて、ここでの野外ターポリン展示はとても素敵でした。この道の駅は全国で1位になった場所で、年間160万人の方がくるそうです。1thでグランプリを取られた大原さんたちの展示も古い小学校を会場にしていて、素晴らしいものでした。

august 29-31 2014

Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVAL 29-31 august 2014

 今年の4月にアート千代田3331で行われたRAIEC東京の展示とワークショップに参加して、これは絶対に参加したいと思ったのが、この六甲国際写真祭でした。そのワークショップで出会った総合プロデューサーの杉山氏の写真に対する深い愛情と情熱、そしてそれを共有している一期の作家たちの姿に感銘を受けたことと、ワークショップの内容が私自身にコペルニクス的とも言うべき発想の転換をもたらしてくれたからでした。

 前置きが長くなりましたが、事前審査を通過して参加できることになったことは、私にとっては大変に意味のある喜びに満ちたものでした。実際に参加してみて、その思いは間違っていなかったと痛感しています。六甲山の山の上で、YMCAを宿舎としてまさに写真合宿。ともに参加した作家たちと写真を通じて対話をし、さらに世界中から参加してくださった一流のレビュアーの皆さんともレビューを通じて対話をし、きわめて本質的な写真についての会話が徹底して繰り広げられます。写真作家ならずとも、まれに見るような親密感にあふれたフェスティバルで、写真への愛に満ちた会話が飛び交うなんて、至福のときと言えるのではないでしょうか。 現実には、レビューを受けることは、就職のための面接試験のようなものだと言うことができるのかもしれません。参加している作家たちは審査を通過してことで、最低限のクオリティーをもっていると担保されていることもあり、出版の計画や雑誌掲載、海外の国際写真際への招待など、様々な可能性が開かれています。そうした切符を手にした人のみならず、世界で通用するための具体的で重要なアドバイスをすべての作家が受け取ったことでしょう。私も世界に通じるための可能性をかいま見ることができたように思います。 最後に、当たり前と言えば当たり前ですが、最も重要なことは自分の作品世界をどれだけ深めていくことができるかにつきると思います。それができれば、必ず扉は開かれる! そんな手応えをしっかりと感じた3日間でした。 杉山氏はじめ、レビュアーの皆様、作家の皆様、1期の作家田野たちを中心としたボランティア・スタッフの皆様、この写真際に関わられたすべての皆様へ心からの感謝を込めて、ありがとうございました。 

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21 April, 202

くろちく万蔵ビル・セレクト会場での展示風景をご紹介します
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KG+ セレクト会場の展示風景です。選出された8名の展示がそれぞのブースで展開されており、いずれも見応えのある構成になっています。

私のブースはNo.5、携帯電話を持っている写真の暖簾が目印です。

ニコンサロンの際の展示をベースとしつつ、さらに世界観を凝縮しました。駅ビルの展示とは時間軸と焦点がずらしてあり、互いに補完関係となるようプランしています。

両方をご覧いただけたら嬉しいです。

なお、左のQRコードは各会場に掲示した芳名帳の入力フォームになります。今回はコロナ化を考慮し他者が使用したペンを使わずに記入できること、また個人情報保護できることが入力フォームを採用した主な理由になります。ご理解いただき、ご記入いただけたら幸いです。もし会場で記入できなかった場合でも、こちらからアクセスできますので、どうぞよろしくお願いします。

April 11, 2022

京都駅ビル7階・東広場での展示が始まりました
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KYOTOGRAPHIE2022のKG+における、京都駅ビルでの展示が10日(日)13:00からスタートしました。

この展示では、大きなスタンドを組み立てて、そこに両面印刷の大判ターポリンを取り付けていくのですが、力持ちの男性3人がかりで、ほぼ3時間かかりました。それでも予定よりもずいぶん早く完成したと思います。

印刷会社の方と何度もやり取りし、データをプリンターの方にチェックしてもらったり、とさまざまな試行錯誤を繰り返しの印刷でしたので、その美しい印刷を見ると感慨ひとしおでした。

というのも、実はこれらの作品の多くが携帯電話で撮影したものでした。それも遜色なく大きく印刷が可能なこともわかり、今後の判断材料となりました。とにかく大きくてカッコいい!

京都駅前に大きな広告塔にも私の名前と作品名、そしてキービジュアルが設置されています。さらに、展示会場である駅ビルの東広場に向かう途中にも、幾つもの案内板が貼られています。KG+事務局と京都駅ビルのそれぞれのスタッフの方への感謝の気持ちでいっぱいに。そして、インストールしてくださった皆様にも心から御礼申し上げす。*installer: Narita Takayuki, helper: Nitahara & Mori

駅ビルの展示は年中無休で10:00-20:00まで開いていますので、行き帰りにお立ち寄りいただけたら嬉しいです。

ちなみに、セレクト会場の展示と駅ビルの展示は同じ作品から構成されていますが、それぞれ時間軸と焦点がずらしてあり、相互に補完し合う関係になっています。両方をご覧いただけると、その意味がよくわかっていただけるのではないでしょうか。お時間の許す限り、両方を見ていただけたらと思います。

​なお、セレクト会場の展示風景は後日、アップ予定です。

7 April 2022

​在廊予定のお知らせ
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在廊予定のお知らせです。

4月9日(土曜日)、17日(日曜日)、5月4日(水曜日)はセレクト会場に在廊予定です。いずれも14:00-18:00と午後からになりますが、ご連絡いただければ合わせることも可能です。

また変更がある場合は、お知らせいたします。

​詳細は以下のリンクをご覧ください。

・セレクト会場

 https://www.kyotographie.jp/kgplus/exhibitions/2022/naomi-iida-2/

・駅ビル東広場

 https://www.kyotographie.jp/kgplus/exhibitions/2022/naomi-iida/

6 April 2022

​4月8日、KYOTPGRAPHIE2022 開幕します
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2月の初めにKG+への参加が決まってから、丸2ヶ月をかけて準備をしてきました。しかも、セレクトと駅ビルの広場と2つもタイプの違う展示空間を構成するという幸運にも恵まれました。得難い経験のできるビッグチャンスと私は捉え、全力を尽くしてきました。

そして、今週金曜日、4月8日からKG+はオープンします。個々の展示は会期が異なるものも多いので、KyotographieのHPなどでご確認ください。

https://www.kyotographie.jp

このHPから本写真祭の特集(アービング・ペンなど見どころ満載です)、そしてKG+およびKG+selectの詳細に飛べます。

​皆様のおいでをこころよりお待ちしています!

3 April 2022

select会場の設営が完了しました
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セレクト会場が決定したのは、実は3月19日でした。会場となるビルは3月初旬に決まったものの、普通のビルを展示できるようにするためにどう施工するか、そして、どのスペースにどの作家が展示するか、などが決まるまでにだいぶ時間がかかっていたようです。いつもより準備期間が短いなかでの事務局の方々のご苦労がいかほどのものかが伺われます。

私もわずか10日余りでプランを練り直し、インストールには頼もしい友人たちの力をお借りして、ほぼ希望通りの展示空間を作ることができました! 心から感謝!

 *printer:Toru Komatsu, installer: Takayuki Narita, helper:Yoko Mizuike

​他の作家の皆さんのはまだ展示設営に取り掛かっておられず、私も未見です。作品のレイヤーを可視化する何層にも組み立てられた展示となると予想しており、とても楽しみですし、今年のKyotographieの必見のひとつではないかと思います。

​写真は、駅ビルの空中回廊に展示されるポスターです。全部で100枚近いかも!?

場所は、京都市中京区新町通錦小路上る百足屋町374, くろちく万蔵ビル2階。

25 March 2022

​京都駅ビルのチラシに掲載していただきました
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京都駅ビルの4月号のチラシ情報が解禁になりました。

​4月中の駅ビルのさまざまなイベントやレストラン、カフェなどの情報が満載の楽しいチラシです。私の展示情報には、下にあるDMの写真が掲載されています。

京都にいらしたら、ぜひ手にとってご覧になってください。駅ピアノもあります。

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24 February 2022

KG+Selectに選出されました!
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KG+Selectとは、「2019年に始まった新しいプログラム。国際的に活躍する審査委員会によって、応募の中から選出したアーティストの作品を展示」するというもので、グランプリに選出されると来年のKyotographieで個展を開催する権利を授与されます。

今年は8名のファイナリストが選出、いずれも注目を浴びている新進気鋭の作家たちで、その方たちとともに私も選ばれました。大変光栄に思います。

この8名は、ひとつのサテライト会場で各々展示空間を構成。ほぼ1ヶ月で準備というハードなスケジュールですが、それぞれどのような空間を作るのか今から楽しみです。

6 February 2022

KYOTOGRAPHIE 2022のKG+に参加します
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昨年はコロナ禍のために秋の開催だったKyotographieが春開催に戻りました。

この国際的写真祭は毎年必ず訪問していました。世界的な作家の作品を一堂に介して見られるうえに、KG+というこの写真祭による審査を通過した作家たちの60にも及ぶ個展が同時に開催されるもので、京都中が写真展で溢れることになります。

私もいずれは関西でも写真展を開催したいと考えていましたが、幸いなことにKG+の審査を通過し、京都駅ビルの7階にあります東広場という広い空間を使って展示できることになりました。

駅ビルさんによる共催であるため、<スペシャル展示>という括りになっています。

詳細はまた改めて進捗とともにお知らせします。

30 January 2022

「ありがとう――ニコンサロンの個展に来てくださった方たち」の
​ ビデオをアップしました
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昨秋の個展に際し、会場に来てくださった方たちに一緒に撮影してくださるようお願いしました。その記念写真をスライドショーにまとめました。私にとっては宝物のスライドショーとなりました。心からご来場くださった皆様に感謝します。

1 December 2021

祐天寺・paperpoolのグループ展に参加します
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12月8日から19日まで「Thanes and Thereness」と題したグループ展に参加します。女性作家12人の作品が並ぶなかに、新作を出します。いずれも見応えがあり、ぜひ1点ずつじっくりご覧ください。おいでになる場合はご予約が必要ですので、お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

予約・ お問い合わせ: 03-3713-2378

30 October 2021

卒業制作展を神奈川県民ホールで開催
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2021年11月16日から21日まで、神奈川県民ホールの第4展示室にて、京都芸術大学写真コース2020年度卒業生有志で「卒展」を開催します。昨年来のコロナ禍のため、例年開催している大学での合同卒展が中止となったため、有志での開催となりました。13人のメンバーが協力し合いながら1から作ったグループ展です。ご都合つきましたら、是非おいでください。

20 October 2021

​展評を書いてくださいました

飯沢耕太郎先生が展評を掲載してくださいました。ありがとうございます!

 「飯田夏生実「in the picture」

 会期:2021/10/12~2021/10/25/ニコンサロン[東京都]

 

 飯田夏生実は、2017年ごろに「空の巣症候群」を発症する。そんな症状があることを初めて聞いたのだが、子育てが終わった母親などが罹る、自分の居場所がないという不安感が心身の不調に繋がる病のようだ。不眠や鬱などに苦しむ日々が続き、2013年から始めていた写真撮影も中断せざるを得なかった。だが2020年から、自分自身を被写体としてスマホで撮影し始めたことが、不調から脱するきっかけになった。今回のニコンサロンでの展示には、そうやって撮りためた大小のセルフポートレート作品が並んでいた。

 自分にカメラを向けることは、単なる自己確認ということだけではない。むしろ、それはこれまで気づかなかった未知の自分を発見する行為でもある。同時に、自分を取り巻く世界との結びつきもまた、写真のなかに開示されてくる。写真のなかのどこに、どんなふうに飯田が写っているのかを探し求めることで、観客との対話が生まれることにもなる。結果的にこの「in the picture」のシリーズは、写真という表現行為が、ヒーリングや自己恢復のツールとして、とても有効であることを見事に証明するいい作例になった。

 だが、これで終わりにするのはもったいない。写真によるリハビリの時期が終わったいま、飯田には次のステップに進んでいってほしい。今回は、モノクロームでプリントしたことが、狙いをわかりやすく伝えるという点で効果的だった。だが、スマホで撮ることの本来の姿を考えると、カラーという選択も出てくるはずだ。自分だけでなく、他者や身の回りの出来事にカメラを向けることにも可能性がありそうだ。この作品をスタートラインとすることで、写真家として、さらに新たな、豊かな世界が開けてくるのではないだろうか。

2021/10/18(月)(飯沢耕太郎)

「artscape 2021年11月01日号」より。

https://artscape.jp/report/review/10172328_1735.html

13 October 2021

写真集を販売します
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ニコンサロンの個展で展示している作品を網羅し、さらに展示していない作品も収録した写真集『in the picture』を刊行しました。価格2000円(税込)計72ページ、モノクロ+パートカラーとなります。BOOKSのページよりお申し込みください。

(個展会場では会期中に完売となりましたが、11月に増刷し、若干の残部があります。)

20 October 2021

​セルフポートレートをめぐる対談を公開
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個展開催を記念してトークショーを行いました(コロナ禍でギャラリートークができませんので事前収録になります)。

「自画像の重い鎧を脱ぐ時〜セルフポートレートを巡って」

(立教大学教授・日高優先生×飯田夏生実)

 

https://youtu.be/xmmngQ-6U9Q

*素人の撮影編集ですので、見苦しい点はご容赦ください。

12 October 2021

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​インタビュービデオのリンク

母校の恩師・勝又公仁彦先生にニコンサロンでの個展初日にビデオ取材していただきました。今回の個展の意図や作品の核心についてよりよくお伝えできるのではないかと思います。お時間ありましたらご覧いただけると嬉しいです。

 

https://youtu.be/HKqsVFhysME

10 September 2021​  個展のお知らせ

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 嬉しいご報告です。この度、ニコンサロンにて個展を開催させていただけることになりました。コロナ禍の警戒宣言が解けるかどうかわからない状況ではありますが、感染防止に万全を期してお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

飯田夏生実 写真展「in the picture」

2021年10月12日(火)〜25日(月) 東京・ニコンサロンにて

 

本作は、作者が「空の巣症候群」に苦しんだ日々を通じて、母と子の関係性、そして母親という存在のありようについて鋭く見つめ直したものである。また、これまであまり取り上げられることのなかった、女性のライフステージの転換期をどう生き延びるのかについての模索とその方法論をも提示する内容となっている。

なお、本作は京都芸術大学通信教育部写真コースの奨励賞を受賞し修了選抜展に選出された作品を、さらに発展させている。

 

会期 :10月12日(火)〜25日(月)

    日曜休館、10:30〜18:30、最終日は15:00まで。

会場 :ニコンサロン Tel. 0570-02-8080

        〒163-1528 東京都新宿区西新宿1-6-1

            新宿エルタワー28階 ニコンプラザ東京内

17 September 2021

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Phot PHOTE Web Magazinにおいて、タカザワケンジ先生による「写真の見方がわかるようになる!写真好きのための文章講座」第5期で、私の書いた「深く遠い往還――私の藤岡亜弥論」を最優秀作品に選んでいただきました。

じっくり取り組んで何度も写真集を見返しながら自分なりの<藤岡亜弥論>となったのではないかと思います。全文は下記のリンクから読めますので、よろしかったらご覧ください。

https://phat-ext.com/up-date/55950

20 February 2021 グループ展のお知らせ

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 4年前に空の巣症候群という、子育てを終えた女性が陥る精神的な危機に襲われて写真を撮ることもままならなかったのですが、最近やっと元気を取り戻してきました。そして、そうした経験をプロジェクトとして完成させることができました。同じ苦しみを感じている方たちに共感していただけたら、何より嬉しく思います。

 

 

京都芸術大学通信教育写真コースにおいて奨励賞を受賞。

2021年3月26日から3月18日まで品川のキャノン通路ギャラリーにて開催される選抜展に選出されました。

                 https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/photo-10school

また、3月10日から21日まで東京・表参道にあるピクトリコギャラリーにて、大和田良さんの主催するwsのグループ展にも参加します。同ギャラリーは両国に移転することになりましたので、表参道での最後の展示です。併せて大和田さんの「THE AUTO」も展示されます。