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ポストモダンから現在へ

先週今週と写真史の講義を受講。先週はモダニズム写真(ウォーカー・エバンス、ブレッソンなど)の完成までで、今週はそのモダニズムからポストモダンというべきコンテンポラリーフォトについての講義だった。かなりの駆け足だったけれど、大変に面白かった。講師は写真評論家のタカザワケンジさん。第2次世界大戦時のフォトジャーナリズムの時代から現代までという、盛りだくさんな内容をわかりやすく、かつ重要な作品についてはスライドも交えての90分講義。準備だけでも大変だったと思うが、きっちり時間通りに終了するなんて、つくづく神業だと思う。

それはさておき、今回のメインテーマはいわゆる「コンポラ写真」。これは「コンテンポラリー写真」のことで、言うなれば完成したモダニズムをいかに乗り越えるかの「ポストモダン」の潮流だったことがよくわかった。絵画などの芸術に対抗して、写真ならではの美を追求したのがモダニズムなら、写真というメディアの可能性をとことん探求してきたのがコンポラ、ということになる(もし理解が足りていなかったら、ぜひご教示ください)。

こうした講義を受講しているのは、もちろん自分の中に写真史のマッピングを作りたいから。これなしには、見る力がついてこないと常々感じていたからだ。ひいては、作品作りにおいても、自分の立ち位置を把握できなくては話にならない。

ごく一般的な「よい写真」というの捉え方は、いまだにモダニズムで止まっている。それはときおり不自由さを感じさせもする。その一方で、コンポラですら、すでにクラシック(古典)の域に入っているのも事実で、現在の写真はかなりの割合でその影響を受けていることがわかる。

さて現在を考えるなら、1970年代以降の現代アートとの関係を抜きにしては語れないが、ここではリミックスが一つのキーワードになると言う。この辺りの話は授業のあとに少し出てきたのだが、いかんせん、あまりに時間が足りなかったと思う。また機会があれば、この辺りをもっと詳しく知りたいところ。

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